大阪オーダースーツ テーラーキスモト

大阪のオーダースーツ テーラーキスモト

一着ずつ丁寧にスーツを作り続けるオーダーメイドスーツ専門店

オーダースーツ製作日記

2017/05/13

夏物のスーツはいつから着用?

<夏物の着用開始時期とは>

5月の連休も終わり、初めての週末がやってきました。当店では、夏物の納品が最も多い時期に差し掛かっております。昔から夏物の着用は連休明けからというのが多く、それまでは合いモノを着用するのが一般的です。いつまで着用するかは、早い人で九月の終わりまで、長い人でも10月末までと言う方が大半です。

 

<夏物のスーツ生地>

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生地1枚で、光にかざすとこれ位向こうが透けて見えるのが夏のスーツ生地の特徴です。

しかし、最近では4月の桜の終わった頃から着用し始める方もいらっしゃいます。が、今年の様に寒い日が多かった場合は、体調に合わせて着用する方が望ましいと思います。(無理して、季節を先取りして風邪なんかひいたら元も子もないですからね。)年中冬物のスーツなんてことは無い様に、季節に応じて、スーツも使い分ける。夏場に冬のスーツを着ている人は、カジュアルでいいますと、夏に冬のセーターを着ている様なモノですから…。

もちろん理想を言えば、ワイシャツも使い分けるより季節感が出ますし、熱もこもる事が無いので、涼しいです。冬は少し、番手の太い糸で織られた生地のワイシャツを着て、夏場は細番手の120双~位の生地のシャツや、ローン、ボイルと言った夏場専用のシャツ生地のモノを着用するのが、一般的です。ワイシャツ生地や下着も良質の天然素材は汗を吸収して発散してくれますから、熱が籠ったり、嫌なにおいになったりと言う事は少ないと思います。

 

<夏物のスーツの背中>

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背中の部分を内側から撮影してみました。一枚の部分で裏の無いところはこれ位透けますが、前の部分は芯や裏地が必ず付きますので透ける事はありません。

 

<生地の素材感や色でも変化を>

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少し明るめのブルーのジャケットです。夏場ですと爽やかで清潔感たっぷりの印象だと思います。リネン(麻)やコットン(綿)といった生地は夏の定番素材です。それらとウールを混紡した生地もジャケット生地では多いので、着用してみると、ファッションの幅が大きく広がる事、間違いなしです。

 

<まとめ>

季節に応じて、洋服を使い分ける。制服のある会社や学校でも冬物、夏物は使い分けております。使い分けていない人からすると抵抗があるかもしれませんが、ぜひ、きっちりと衣替えをして、季節を意識したスーツライフを送られるといいと思います。

初期投資は少し必要になりますが、それが自分のモチベーション向上に役立ち、仕事に張り合いが持てるなら決して高い投資では無いと思います。

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