大阪オーダースーツ テーラーキスモト

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一着ずつ丁寧にスーツを作り続けるオーダーメイドスーツ専門店

オーダースーツ製作日記

2018/06/06

月桂樹洋服店の紳士たちを見て

月桂樹洋服店の紳士たち


出典 http://www.kbsworld.ne.jp/drama/

少し前から、朝に韓国のテーラーを舞台にしたドラマ、月桂樹洋服店の紳士たちが放送されています。

テーラーが舞台と言うことで、少し気になるので毎日、録画して見ております。韓国のテーラー事情は、日本と同じで、なかなか後継者が少ないのが現状で、以前にアジア大会でご一緒したテーラーさんも後継を育成するのに苦労されていると言うお話を伺いました。

韓国のテーラーも同じアジア系なので、器用な職人さんが多く、キッチリと仕上げる洋服が多いのが特徴です。洋服を製作している作業のシーンや、裁断しているシーン、採寸、フィッティグシーンなど、やはり仕事は世界共通で言葉は異なりますが画像を見ているだけで面白いです。採寸シーンで気づいたのは舞台となっているお店のテーラーではインチを使って採寸されていました。当店でも祖父(2代目)はインチを使い、父親(3代目)はインチとセンチの両方を使い、私はセンチで採寸します。これは、指導を受けた先生や教科書による影響が大きいのではと思います。でも以外にインチは使いやすいと思うことがあります。使用する定規や道具も同じですが、糸とかは少し違う感じがします。基本はドラマですので、洋服製作のシーンばかりではなく、他のシーンも多いのですが、やはりテーラーの舞台のシーンは気になります。

舞台となっている洋服店は基本、フルハンドメイドの洋服を中心に製作するテーラーで、職人さんもみんなお店に勤めにきてお店を運営されております。経営者としてお店を運営&接客する2代目社長さんと、設計&採寸&裁断&フィッティング&縫製を担当する裁断士、縫製担当の職人さん2名の合計4名でお店を運営されております。この後増えるか減るかは分かりませんが…。

ドラマでは、韓国テーラー競技会のコンテスト&ファッションショーなども開催され、凄く華やかな演出がされていました。アジア大会や世界大会と言ったテーラーの大会をイメージさせるもので、日本では技能グランプリや、我々も時々参加する、西日本技術者団体ファッションショーがありますが、韓国も国内でこのような競技会が開催されている事を知ることができ、韓国のテーラーがまだまだ元気で有ることを連想させてくれるシーンでした。

さて、この番組ではテーラーが舞台だけに、月桂樹洋服店の人々は、特に経営者と裁断士の方は常にフルハンドメイドのお洋服を着用なさっています。韓国でのテーラーが作る洋服は、フルハンドメイドが主力で、当店でいうところのROYAL ORDERです。テーラーが舞台だけに、デザインやシルエットのバランスの良い洋服を着用なさっています。流行に合わせてやや細身でありながら、適正なゆとり量で、着る人の事を1番に考えた洋服です。「1日着用しても疲れないスーツを作りなさい」という月桂樹洋服店の初代の言葉を聞いていると、テーラーとしてのお客様への思いは世界共通なのかも知れないと感じました。また、洋服店がテーマだけに、スーツのデザインやシルエットで人格やイメージまでもを表現している点も楽しく拝見できる部分だと思います。

ドラマの内容は、テーラーのシーンだけでなく、人々の人間模様を中心に描かれており、途中から見ても十分に楽しめます。詳しい内容は様々な方がネットに挙げられていますので、そちらを参考にしてください。以前にBSで放送されていたみたいですが、見逃していたので、気になる方は是非1度ご覧ください。それでは。

 

 

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