2017/08/18
長年の着用により、擦り切れてしまった衿です。生地はどうしても、着用頻度が高いと、この様に擦り切れてしまう事があります。髪の毛の襟足の部分は非常に硬いので、生地を画像の様に擦り切れさせてしまうのです。
さて、こんな時は補修もできませんので、衿ごと交換します。お客様には納品時に残り布をお渡ししております。特に今回の様な少し、耐久性が弱いと思われる生地では、多めに生地を残すようにして裁断しておりますので、十分、替え衿を作ることができました。
すっかり元通りになりました。一度、衿は取り外し、もう一度同じ衿を作り直して、取り付けます。文章で記入するとあっと言うまですが、元の衿型に忠実に衿を作らないと、デザインや雰囲気が異なってしまいますので、非常に熟練した技術が必要となる作業でもあります。こうして元通りに戻ったコート。この後、クリーニングを経て、汚れを落とし綺麗になってお客様に納品させて頂きます。
衿の交換修理
<擦り切れてしまった衿>
長年の着用により、擦り切れてしまった衿です。生地はどうしても、着用頻度が高いと、この様に擦り切れてしまう事があります。髪の毛の襟足の部分は非常に硬いので、生地を画像の様に擦り切れさせてしまうのです。
さて、こんな時は補修もできませんので、衿ごと交換します。お客様には納品時に残り布をお渡ししております。特に今回の様な少し、耐久性が弱いと思われる生地では、多めに生地を残すようにして裁断しておりますので、十分、替え衿を作ることができました。
<交換後>
すっかり元通りになりました。一度、衿は取り外し、もう一度同じ衿を作り直して、取り付けます。文章で記入するとあっと言うまですが、元の衿型に忠実に衿を作らないと、デザインや雰囲気が異なってしまいますので、非常に熟練した技術が必要となる作業でもあります。こうして元通りに戻ったコート。この後、クリーニングを経て、汚れを落とし綺麗になってお客様に納品させて頂きます。