大阪オーダースーツ テーラーキスモト

大阪のオーダースーツ テーラーキスモト

一着ずつ丁寧にスーツを作り続けるオーダーメイドスーツ専門店

オーダースーツ製作日記

2016/09/03

仮縫い解体後の型入れ

<地の目を通して>

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仮縫いの後、洋服は再びバラバラにし、霧吹きで水分を含ませた後にアイロンで蒸気をあてて、しっかりと生地を整えます。生地はカットされた状態になりますと、再びねじれを解消し元の状態に戻ろうとする性質がありますので、時間をかけて完全に冷めるまで、放置します。完全に生地が冷めてから、補正した型紙を乗せ画像の様に、チャコで線を再び入れます。この時もしっかりと生地に対して真っ直ぐにマーキングします。生地の目(地の目)をしっかりと通すことが、型崩れしにくく着用しやすい洋服創り第一歩です。

 

<地のしをしてても・・・>

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画像はズボンの裾の部分です。当店では、どのグレードでご注文頂いても必ず地のし(縮絨)という作業は必ず行っておりますが、それでもやはり仮縫い後、型を入れますとこれ位(約5ミリ)くらい縮む素材もあります。年数を経てクリーニングに繰り返し出して頂いてもズボンが短くなったり、着心地が悪くなったりしない為にも製作までには先人たちの様々な工夫と工程が継承されております。この様な作業を経てようやく本縫いに入ります。

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