2018/03/22
スキャバルのゴールデンリーフシリーズで仕立てたスリーピースです。お正月明けは、少し洋服の注文も少なくりますので、自分の服を作るチャンスでもあります。今回は、以前より作りたかったブラウンの生地でスーツを作りました。少し太りましたので、親父に採寸してもらい、その数値をもとに、自分のイメージで型紙を作り直し、仮縫いでフィッティングして本縫いにかかるという、全くお客様と同じ工程を経て製作しました。自分の型紙の線は、実験でもあります。採寸した寸法に対して、頭の中でしかっりとイメージを構築して実際に形にして、イメージしていた着心地とシルエットの雰囲気等をしっかりと確認できるからです。ここから得たデーターや感覚を元に、お客様の洋服作りにフィードバックできる貴重な機会でもあります。
そこそこお腹も出てきた私の体ですが、仮縫いでウエストのシルエットが美しく出る様に、設計しなおしましたので、狙い通りになりました。
長らくお世話になった、紺色のヘリンボーンのスリーピースも10数年着用しておりますので、その置き換えも兼ねております。ラペル幅もオーソドックスに、胸ポケット、腰ポケットも標準デザインに設計しております。
ピッチの細かめのヘリンボーンです。一見すると無地にも見えますから着用しやすい1着になったと思います。
私たちは、一人ひとり体形も好みも異なります。だから、一人一人に確実に最適な洋服を提供するという作業は本当に難しい時があります。お客様のお洋服を作らせて頂く時、生地をお選びいただいて、しっかりとヒアリング、採寸させて頂き、お客様のご要望に沿える洋服になるように、ミリ単位で悩むことも、しばしば・・・。だからこそ、自分達の洋服は実験台と考えております。自分の採寸値に対して、どのようにすればより理想的になるか?とか、着心地に影響しない様に、美しいシルエットを作るにはどの部分を、どうすればよいか等、そして、出来上がった洋服を着用してお客様と同様に当店のスーツを体感できる機会でもあります。今回も色々実験してみて、得たものがたくさんあります。得たものは今後の洋服作りに活かしていきます。
ブラウン生地のスリーピース
スキャバル

スキャバルのゴールデンリーフシリーズで仕立てたスリーピースです。お正月明けは、少し洋服の注文も少なくりますので、自分の服を作るチャンスでもあります。今回は、以前より作りたかったブラウンの生地でスーツを作りました。少し太りましたので、親父に採寸してもらい、その数値をもとに、自分のイメージで型紙を作り直し、仮縫いでフィッティングして本縫いにかかるという、全くお客様と同じ工程を経て製作しました。自分の型紙の線は、実験でもあります。採寸した寸法に対して、頭の中でしかっりとイメージを構築して実際に形にして、イメージしていた着心地とシルエットの雰囲気等をしっかりと確認できるからです。ここから得たデーターや感覚を元に、お客様の洋服作りにフィードバックできる貴重な機会でもあります。
正面から

そこそこお腹も出てきた私の体ですが、仮縫いでウエストのシルエットが美しく出る様に、設計しなおしましたので、狙い通りになりました。
斜め下から

長らくお世話になった、紺色のヘリンボーンのスリーピースも10数年着用しておりますので、その置き換えも兼ねております。ラペル幅もオーソドックスに、胸ポケット、腰ポケットも標準デザインに設計しております。
生地アップ

ピッチの細かめのヘリンボーンです。一見すると無地にも見えますから着用しやすい1着になったと思います。
まとめ

私たちは、一人ひとり体形も好みも異なります。だから、一人一人に確実に最適な洋服を提供するという作業は本当に難しい時があります。お客様のお洋服を作らせて頂く時、生地をお選びいただいて、しっかりとヒアリング、採寸させて頂き、お客様のご要望に沿える洋服になるように、ミリ単位で悩むことも、しばしば・・・。だからこそ、自分達の洋服は実験台と考えております。自分の採寸値に対して、どのようにすればより理想的になるか?とか、着心地に影響しない様に、美しいシルエットを作るにはどの部分を、どうすればよいか等、そして、出来上がった洋服を着用してお客様と同様に当店のスーツを体感できる機会でもあります。今回も色々実験してみて、得たものがたくさんあります。得たものは今後の洋服作りに活かしていきます。
