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フラワーホール(衿穴)
衿穴はラペルにあるボタンホールの事です。男性用の背広には必ず付いており、国会議員なら議員バッチを取付、弁護士なら弁護士バッチを、会社員の方なら社章バッチを付けられる方も多いと思います。 フラワーホールは、結構目に着く場所 […]
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バルカラー
コートの衿型のデザイン。従来はラグランスリーブのコートの衿型の定番デザインでしたが、消費ニーズの多様化で現在は普通のコートでも使われております。衿腰の高いものや、衿の開きの大きい少ないはお好みです。ステンカラーとして売ら […]
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ヒヨク(比翼)
前のボタンを見えないように、隠しボタンにする仕立てでコートなどに主に用いられます。いわゆる普通のボタンホール(ブチ抜き)かヒヨクかは、お客様のお好みでお選び頂いたら良いと思います。 <ヒヨク仕立て> &nb […]
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ミラノカフス
本来はシャツのカフスデザインに語源が有ると思いわれますが、それをコートの袖口に施した例です。 ハーフコートやロングコートでも袖口にアクセントが入るので、近年好評の袖口ディテールです。 <ミラノ […]
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キッスボタン(重ねボタン)(寄せボタン)
スーツの袖口に付いている袖ボタンの付け方の種類の1つです。通常はボタン同士は突合せで隙間なく付けるのが標準的な付け方ですが、キッスボタンは画像の様に重なっているのが特徴です。ボタンを重ねることで袖口にアクセントを入れるこ […]
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台場仕立て
スーツやジャケットの内ポケットの口部分に表地と同じ生地を使い仕立てる仕様の事。胸のボリュームを出すのに一役買っている部分もありますが、通常の毛芯を使う仕立てでは、効果は薄く、芯なしや非常に柔らかい毛芯を使って仕立てる時に […]
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アゴグセ
バストの発達した方が普通に洋服を着用すると、ラペルが浮いたり、浮きそうになります。そうするとせっかくウエストは細くてもシルエットが出しにくくなります。それらを解消する目的で胸に綺麗に洋服を乗せる為に画像の様にラペルの裏側 […]
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八刺し
スーツのラペルの裏側に入れられた芯地と生地を縫い合わせる為に入れられた八の字の縫い目。スーツの衿のロールを美しく保ち、湿気や水によって、芯地と生地が乖離するのを防ぐ目的で入れられる作業工程の一つです。同じ作業は完成してし […]
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穴かがり(ボタンホール)
オーダースーツのボタンを掛ける為の穴の事を言います。昔のフルハンドメイドしか無かった時代は一針ずつ職人さんがこのボタンホールを手作業で作っていました。穴かがりミシンの発達と精度向上に伴い現代の大半のオーダースーツは穴かが […]
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半裏仕立て
オーダースーツでの夏仕立ての特徴は裏地の少ない半裏仕立てと言うものがあります。一般的な背抜仕立てでは細腹(脇の下のパーツ)には裏地を付けますが、半裏になるとその部分も裏地を無くし、少しでも涼しくなるように工夫がされており […]
